第83回ロト7当選番号で16億円キャリーオーバー発生中

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「増税、増税 」と騒がれた2014年も、残りあと2ヶ月余りに迫った。

 

年も迫る中、先の第83回数字選択式宝くじロト7（2014年11月7日抽せん）で、「1等該当なし」のキャリーオーバーが発生。
繰り越し金額は、1,619,633,575円（約16億円）という金額を叩き出した。

 

これは、2013年4月5日（金曜日）より始まった「数字選択式宝くじロト7」の中で、歴代2位となる繰り越し金額となっている。
ちなみに、歴代1位は、2013年5月10日抽せんの第6回ロト7抽せんで、繰り越し金額1975,256,125円（約19億円）と20億円に迫る繰り越し金額となっている。

 

このキャリーオーバーは、第79回（2014年10月17日抽せん）から発祥したもので、繰り越し金額482,184,370円（約4億8千万円）からスタートし、第83回抽せんで5回連続キャリーオーバーだ。

 

過去、ロト7で最も長いキャリーオーバー発生回数は7回連続（この7回連続には第6回抽せんも含まれている）。
これまでのデータでは、どんなに長くても8回は続かない。

 

それでは、各数字の流れを見ていこう。
まずは、低数字（01番～09番）の流れは、以下になっている。

全体的に、コンスタントに各数字が出現している流れが見て取れる。

 

01番～03番の「連動性（「引っ張り数字」など関連ある数字）」はやや過剰気味だが、極端すぎることはない。

 

08番だけが、第63回抽せん以降、一切出現していないのが特徴。

 

ロト7黎明期では、0番台（01番～09番）が4個出現するパターンが頻繁に起こっていたが、最近では多くて3個、殆どの場合が1個～2個を押さえておけば万全となっている。

 

キャリーオーバーが発生した第79回抽せん以降は、低数字の前半数字（01番～04番）が頻出中。
これは、第78回抽せんまで、低数字の後半数字（05番～09番）が台頭していた反動と取れる。
輪廻転生、いずれまた同じように、低数字の後半数字が台頭するようになる。

 

直近で、最も空白ゾーンと化しているのが、10番台（10番～19番）である。

10番は第81回抽せんまで頻出していたが、それ以外の数字がスッポリと抜け落ちているのが如実に分かる。

 

これは、第76回まで数珠つなぎ状態で10番台が頻出していた反動であり、その頃に弱かった低数字が、第83回抽せん現在で取って代わって台頭していると取れる。

 

唯一頑張っている数字が、ロト7では最後まで出現を拒んでいた「未出現数字」で、第25回抽せんでやっと出現した18番だ。
本数字の出現回数は13回と未だに「期待値以下」の数字だが、第67回抽せん以降の追い上げにより、最低出現回数の汚名は逃れている（最低出現回数は22番の9回）。
直近では「ボーナス数字」として2回連続で出現しており、過去10回の本数字出現回数は3回と“弱い数字だった頃の18番”を思い返せば、コンスタントに出現し続けているといえる。

 

ただ、ここまで10番台の空白ゾーンが続くと、第84回抽せん以降の反動が怖い。
多くのロト7予想家が、「弱い10番台を外して予想」している瞬間、一気に噴出し、再びキャリーオーバーの発生・・・このような最悪なシナリオも充分に考えられる。

 

ロト7予想の“要”となっている20番台は、以下の流れになっている。

20番台を見ると、一見、コンスタントに出現しているように見える。
それは、25番以降の20番台後半数字（25番～29番）が台頭しているからだ。

 

コアなロト7ファンならお気づきだろうが、かつて最強数字の称号を与えられた23番が、かなり弱体化している点だ。
もちろん、現在も本数字出現回数24回とランキング1位には変わりないが、それは、“過去の栄光”を引きずっているだけ。

 

直近では、お隣22番とともに空白ゾーンと化しており、20番台全体の足を引っ張っている数字に成り下がっているのが情けない。

 

数字は、やがて必ず平均化をし（・・・とはいっても22番は一向に平均化をする気配は無いが）、現在は「期待値以下」の26番、27番が23番に取って代わることも充分に考えられる。

 

直近の20番台は3個出現が常態化しており、「ボーナス数字」もコンスタントに出現しているゾーンなので、憶えておいて損はない。

 

現時点で最も定石化しづらいのが、以下の30番台だ。

33番が空白ゾーンであることは分かるが、かなり数字が“まばら”状態にあり、今ひとつ手をつけづらいゾーンになっている。

 

30番台は最低1個は予想に組み込まなければならないが、前半数字なのか？後半数字なのか？顕著な傾向は見られない。

 

恐らく、31番～33番が「期待値以下」の数字なので、今後はこの3個の数字が台頭してくる傾向にはある。

 

37番は本数字出現回数11回と少ないが、一度出現すると飛び石のように出現し、そして再び沈黙状態になる厄介な数字。
37番に関しては、「出現したらそれまで」と割り切って予想しなければ、良い結果は得られないだろう。

 

キーとなるのは、やはり31番～33番だと踏んでいる。

 

2014年11月14日（金曜日）のロト7抽せんは、1等8億円のビッグ・チャンス。

 

第84回抽せんで「1等該当なし」となれば、歴代高額繰り越し金額ランキングで1位になることも有り得る。
もはや貯金額が膨れ上がっている「数字選択式宝くじロト7」は、今が一番面白い。
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